どうも、僕です。

明日はスノボに行ってきます。2年ぶりくらいのスノボです。かつてはケータイを胸ポケットに入れたまま滑って転んで、肋骨を折ったことがあります。「骨よりケータイの方がカテェーっ!」とショックを受けたのは、今となっては良い思い出です。

今回はリーネック先生の「豚小屋(Saustall)」です。今では手に入りづらいかも。

【 豚小屋(Saustall) 】
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【基本概要】*画像はBGGより拝借
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:60分(インスト込。次回以降は45分程度で終わる)
舞台:豚小屋(笑) ドイツ南部の小さな町
こんな人にオススメ!:推理ゲームが好き、刑事が好き、むしろ刑事、誰かを陥れるのが好き、勘が鋭い、原作(未邦訳)のファン


どんなゲームかというと、犯人であろう人物や動機などの真相を「カン」で推理し、その推理通りの結末になるように事件を捜査(操作)していく犯人でっち上げゲーム。「ゴルフ場には男性がいたよ!」とか「○○さんには復讐の動機があったと思うよ!」などの証言を、カードをプレイすることによって地道に固めていき、最終的に確定した犯人、動機などをあてるわけ。

ポイントは、犯人や動機などは、ゲーム終了時にならないと確定しないこと。犯人でっちあげ、と言いましたが、その過程が非常に捜査をしている気にさせてくれる、推理ゲームというより刑事ゲーム。

詳しいルール等は以下で。
しなちくのあれこれ 所有ゲーム紹介-44:豚小屋(Saustall)
ひだりの灰色 豚小屋
洋々雑記 豚小屋
ぐんまのつれづれ 豚小屋(saustall)


【良いところ】
○警察官になって犯人を追い込んでいく感覚
前述の通り。証言をカードでプレイする、特殊アクションを使って遺留品などを確認するなどで、徐々に真相が浮かび上がってくる(でっちあげられる)過程が、捜査をしている感覚そのもの。プレイのシステムがどうであれ、刑事モノという原作をとてもうまく再現していると思います。

○詰め込まれたフレーバーテキスト
ゲームに関係ないフレーバーテキストが満載。笑っちゃうくらい満載。さすが原作付きのゲームと言いたい。それを楽しむには和訳が必須になりますが……、ゲームプレイには全く関係ないフレーバーなので、不要な方には和訳はなくても大丈夫。ただ雰囲気を存分に楽しみたいなら、ぜひ和訳を! しなちくさんのサイトで素晴らしい和訳シールが公開されています。

しなちくのあれこれ:ついに完成!Saustall[豚小屋]の日本語説明書、日本語化シート等を公開します!
http://47chiku.blog36.fc2.com/blog-entry-854.html



【悪いところ】
×推理ゲームではない。特に序盤はヤマカン頼り
前述の通り、犯人が確定するのはゲーム終了時です。システム的にそうなっています。なので、自分が予想した真相に、いかに仕立て上げられるか、というゲームのため、ガチガチの推理ゲームを予想している方はご用心。その分、軽く楽しめるのは良いところ。しかしながら、初回から犯人を予想しなければならないのですが、情報が少なすぎて、ヤマカンに頼るより他ないのはどうかな、と思いました。

×2人プレイだと手番をどこまでやったか忘れる
2人プレイだと、プレイヤーが2手番ずつ行って1ターンとなる(4人プレイを擬似的に2人でやってる感じ)。もちろんそれはそれでちゃんとゲームになっているのですが、今何番目の手番をやっているのか忘れてしまいます。そうするとゲームの進行具合が分からなくなる。手番をチェックするトークンなり紙なりを用意すれば回避できるのでしょうが、やるなら3人、4人がベターだと思います。


【総評】
推理ゲームとは似て非なるゲーム。プレイ直後はヤマカン頼りという欠点もありますが、刑事になって犯人を追いつめていく、というテーマ性はばっちり。犯人が最後に確定することから、システムが微妙に犯人探しというテーマとマッチしていないような気もしますが、刑事ロールプレイというプレイ感が、その欠点を帳消しにしていると思います。リーネックのゲームはこれまであまり面白いと思ったことはないのですが、これは誰でも楽しめる良いゲームですね。プレイ時間が短いのも良い。あと、フレーバーテキスト。一度はこの雰囲気重視のフレーバーに触れてみてほしい。必見です。





近作も古典も混じってますが、刑事が活躍する小説をば。「その女アレックス」は最近バカ売れの激オモ小説。「樽」はガチガチの論理ミステリなので、好きな人だけどうぞ。
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